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PTAをやりたくない。PTA役員を断る方法は。(PTA免除の儀式の対策)

PTAをやりたくない。PTA役員を断る方法は。(PTA免除の儀式の対策)

PTAとは

GHQ は、昭和 21 年(1946)秋(10 月頃か)、文部省社会教育局にアメリカの PTA 資料を提示し、日本における PTA の結成を指導した。これを受けて、昭和 21 年(1946)10 月 19 日、文部省内に「父母と先生の会委員会」が設置された。「『父母と先生の会』の健全なる発達を促進する方法を研究審議し、その運営活動に必要なる参考資料を作成する」ことを目的と(委員会規約1条)に、父母、教育者、学識経験者及び文部省職員 25 人でもって組織された。また、文部省ではこの調査審議に並行して、関係者に対し、PTA の設置奨励を始めることになった。

http://www.nippon-pta.or.jp/jigyou/ayumi/ayumi01.htmlより引用

・学校と家庭の連携事業

・学校運営に対する要請や協力


PTAの実態

学校行事の運営手伝い、地域のイベントの運営手伝い、防犯の為の地域パトロール、学校やPTAの広報活動が主な実態的な活動内容。

ざっくりと書くといいこしてるよねというイメージだけれども、時代に即していないやり方、活動内容が多く残っていることが問題の根源にあります。

いいブログがあったので紹介しておきます。
mazmot.hatenablog.com


実際に体験したPTAの必要と感じない活動

学校行事、学校運営をサポート、防犯サポートは、子供達の為にも相互協力として大いに賛成する部分はあるので、それはここでは触れずに、私自身が体験したPTAで必要と感じない、つまりは不要であると思う活動を出していきたい。

PTA広報誌の作成

これは、PTAがPTAの為に活動しているという典型的な活動。そもそも広報誌が不要である。

広報誌をやるのであれば今時、紙媒体でやる必要ありません。ツイッターやブログで十分です。見れない人がいるという意見が必ずいますが、ガラケーが契約終了になっていくる時代に理論上は見れない人はいません。仮に見れない人は、極々少数。その方々だけブログ等を印刷すればいいだけである。

コーラス

文化活動として地域差はあるだろうがコーラスをやっているところは多いと思う。何の為の歌なのだろうか。忙しい時間を使って歌いたくない人間を集めて歌わせる愚の骨頂的活動である。

そのコーラス発表会であるが、見に来ているのはコーラスに出演している身内がほぼ100%です。

誰にむけてやってるのという状態。他の学区がやっているから、うちはやめることができないという理由だけで存続し続けているのが現状。

毎週の様に練習をして、コーラスを発表してそれのどこが子供たちのためになるのか大いなる謎である。

ベルマーク活動

ベルマークで得られる金額はいかほどのものだろう。
www.bellmark.or.jp

これを見ると、トップは70万ほどであるが、多くの学校が20万から下の金額なのである。

1学年100人程度の学校であれば、1人350円程度寄附を集めれば達成できてしまう金額しかないのである。

集めて、集計して、貼って・・・・。無駄な膨大な作業。ベルマークを集まるための労力、集計する労力。

ほとんどの家庭が喜んでその程度の額であれば寄附をすることと思う。お金がないから出したくないという家庭であれば出さなくて良い。十分に寄付は集まることだろう。

そもそも本当に学校に必要な備品であれば、本来の予算から捻出されるべきであるが。


本当はもっとありますが、これぐらいにしておきます・・・。



PTAの役員を断る方法

やっと本題になりますが、PTAの役員を断る方法について書いていきます。

免除申請をしたら、待ち受けるのはPTA免除の儀式の対策が待っています。


PTA免除の儀式の対策をかねて結論から言います、断るのはあきらめて下さい。

多くの親が思うのが『働いているから無理』


多くが今や共働き世代。仕事を理由に断ることは不可能です。仕事内容で意見したい気持ちも十分にわかりますが、そこまでの個々の理由は考慮されません。

シングルマザーを理由に断ろうとする方もいます。これも無理です。1年強引に逃げ切れたとしても次の年には逃げれません。どんどん翌年の役員になる確率をあげるだけです。

介護を理由に断るのも無理です。超高齢化社会の今、どの家庭も大なり小なり同様の状態です。正直、シングルマザーよりも弱い理由になります。

シングルマザーと介護等のミックスは、いけるんじゃないかと思う方もいるようですが無理です。合わせたところで根本的に断る理由には該当しません。

何でこんなに断れないのと思うでしょう。

理由は簡単、根本的に子供がPTAの恩恵を受ける状態にあるからなんです。その恩恵を受けずに学校生活を送ることは事実上不可能なのです。一連の学校の流れに組み込まれていますから。


じゃあ、どうしたらいいの??となることでしょう。

極力、自分への負担が少ない役を選びましょう。そう割り切って構えるのが一番最良の策です。


PTA役員になったら

ここまでPTAの悪いところばかりあげてきましたが、PTAにも良い部分もあります。

本来の目的的な意味の、子供の学校生活、防犯のサポート活動はやはり親が担わざるおえません。自分の子供達の事です。

揉めるとめんどくさいですが、上級生の状況や、様々な情報を入手できます。役員をしていないと入手できない情報も正直あります。

先生とのパイプをつくりやすい。これもメリットのうちかなと思います。学校へのパイプの存在は損になることはありません。

役員になったら、腹を括って1年活動しましょう。

このブログも参考になるので読んでみて下さい。
www.fruitful-life-tokyo.net


最後に

PTAのありかたが急に変わることはありません。共働き世帯には非常に重たい活動です。

前例主義の悪い部分をまるごと引きづった団体であることは間違いありません。

ただ、逃げることはできません。逃げようとするだけ無駄で、ストレスになります。とことん向き合うことが意外に楽になる道かと思っています。

以上、PTAをやりたくない。PTA役員を断る方法はでした。

先生を助けたくなる記事も見て下さい。
https://raisechild.hatenablog.com/entry/2019/02/23/095449raisechild.hatenablog.com