電気屋さんは教えてくれないカメラ(レンズ含む)購入する時の選び方
カメラって何を基準に選ぶのか
この前の記事で、カメラの撮り方と、数字について解説してみましたが、今回は、カメラの選び方
raisechild.hatenablog.com
この記事を書こうと思ったのは、非常にありがたいツイートをいただいたので、少しでも役に立つ情報になればと思って書かせていただきます。
こんにちは(*´▽`*)
— むっちゃん 4歳&3か月◡̈*♡ (@Jan__mgmg) 2019年5月17日
カメラ練習中なので、何度も記事を読ませていただきました♪♪
こんなツイートをもらうとめちゃくちゃ励みになりますね。
感謝、感謝です。
カメラ選びってつい値段だけ見て買っちゃったりしませんか。
口コミサイトをみても、参考になるようなならないような。
なぜ口コミサイトのレビューが役に立たないのか、理由は大きく2つあります。
まず、一つ目が、そのカメラをメインで使っているか、サブとしてつかっているかの違い。
メインのカメラとなると、ある程度距離も能力もオールラウンダーなものが求められます。
オールラウンダーとなると犠牲になるのは価格ですね。
価格が安いオールラウンダーは、はっきり言います。写りが良くないです。
理由は、読み進めていただければわかってくると思います。
サブで使う場合は、サブの場合は一眼レフみたいなカメラをもっている方が、コンパクトデジカメ(通称コンデジ)を購入するみたいなケースですね。
サブは、サブ(北島じゃない)なので割り切って使うことになります。人によりますが、広角が綺麗ならばいい。望遠能力が欲しい。バリアングルが欲しい等々。結構目的がはっきりしたりしています。
メインで使う人は、不満が出やすいです。サブの人は、割り切って調べて買っているので不満が出にくいです。ですので、口コミは評価がぱっくりとわれてしまいます。
もう一つは、買ったカメラを理解でいていなくて、過度な期待をしている場合。
これは、どの買い物にも言えるかもしれませんが、値段出したのに望遠でこんなものみたいなケース等ですね。
過度な期待があれば、必然と評価は下がってしまいますよね。
評価した人の基準にけっこう幅があるのがカメラではないでしょうか。なので、口コミだけで考えるのは選択肢を狭めてしまうかもしれません。
どのメーカーも良い物を作っています
カメラ選びで迷う時にメーカーも迷いますよね。
正直、どのメーカーも良い物作っていますし、得意ジャンルがそれぞれあります。作るときのメーカーの事情も入るので、買い得な一品はその時々で変わります。メーカーにこだわりすぎるのも損してしまいます。
絶対的な基準
カメラには、絶対的な正義じゃないですが、明確にこれがよければ写りは良いというものがあります。
前の記事にも書きましたが、デジカメはセンサーに光を取り込みます。すなわちセンサーが大きいと写りはよくなります。
1型センサーとか、1.5型センサーとか書いてあるやつです。
イメージセンサーは、大きいほど光をとりこめるので写りがよくなるのです。
もう一つの大きなメリットは、暗所に強くなる。光を多くとりこめるので、暗いところの撮影が得意です。夜景や、誕生日パーティーの撮影、室内撮影が多い方は一番に気にして欲しい部分です。
高感度耐性もあがるので、ISO感度をあげてもノイズがでにくくなります。※処理エンジンにも依存しますが
コンパクトデジカメで安くても、センサーが大きければいい物です。
個人的には、1型以上をおすすめしたいところです。
・レンズのF値
一眼カメラでプロが大きいレンズを持っているか知っていますか。
レンズは、明るいレンズ(F値が小さい)ほど大きくなります。
ぶれた写真は、売り物になりません。ブレないためには、シャッタースピードが命です。シャッタースピードをかせぐためには、明るいレンズが必要になるのです。なので、大きいレンズが必要になります。
話はそれましたが、言いたいことは、大きいレンズほど良いレンズと思ってもらってかまいません。
F値というものをカメラを購入される際には、必ず気にして下さい。
『28mm-224mm F3.2(W)-F6.9(T)』って書いてあると思います。
最初のmmは、焦点処理、即ち広く写す範囲は、28mmで、望遠側は、224mmですよという意味です。
次のF値は、一番広角(28mm)の時は、F3.2って明るさで、一番遠い(224mm)の時は、F6.9って暗さになりますっていうのが詰まっています。
ここでクイズです。次のスペックは、さっきの数字と比べていいカメラでしょうか、そうではないでしょうか。
『24mm-100mm F1.8(W)-F2.8(T)』
この数字を見れば、カメラ好きはどんなカメラかだいたい想像できます。
正解は、二つ目にだしたやつが、良いカメラです。
望遠側の数字少ないから、撮れる距離が少なくて損じゃない?って思いませんでしたか。
その次のF値を見て下さい。はっきりと明るさが違いますよね。これだけ明るさが違うと写りがまったく変わってきます。
明るいとISOをあげなくてよくなるので、綺麗な写真が撮れやすくなります。そうなんです、カメラは、いかにISOをあげずにすむかが勝負なのです。
参考にですが、プロが良く使っているレンズで『70-200mm F2.8』っていうスペックのレンズがあります。これは、どの距離でもF2.8でとれるいうレンズです。
どの距離でも2.8なので、レンズが大きくなり重くなります。
よく、赤ちゃんの写真なんかで赤ちゃんの目に焦点を合わせてあとはボケさせるみたいな写真ありますよね。
ああいう写真がとりたいならF値が小さいものを選んでください。撮り方がわかれば、一眼じゃなくてもコンデジでも実は被写体以外をボカすとりかたが出来るのです。
イメージセンサーの世代
イメージセンサーにも世代があります。ただ、これを知りだしたらどんどんマニアックになっていきます。
新しい世代のセンサーほど、高感度に強いというざくっとしたイメージでいいです。
新しいにこしたことはないですが、劇的な差を感じれるならもう使いこなしているレベルなので、あまり気にしすぎる必要はありません。(電気屋さんは、高いのを売りたいのでここを素人の弱みと思ってせめてきます。)
手ぶれ
前の記事にも書きましたが、良い写真を撮る一番大事なポイント。それは、体がブレていないこと。
理想は、どこかに固定して撮るのが一番ですが、そんな事は常できません。
脇をしめて、体になるべくひっつけて、壁があれば壁に体を押し付けて撮る。これが一番です。
すなわち、手ぶれ補正は綺麗にとる写真のアシストになります。
ただし、手ぶれ補正だけで決めることはやめましょう。
たまにあるんです、素人受けを狙ったカメラ(笑)
おまけとして考えておきましょう。○ナ○○ックなんかは、それに近い・・・(これ以上は危険なので言いません)
何を犠牲にするのか
なんかかっこいいセリフみたいですが、「何を犠牲にするのか」(2回キリッとした顔で言う)
オールラウンダーで綺麗に撮りたい場合は、センサーとレンズが大きくなるので、でかくて重くなります。
広角だけでいいよという場合は、センサーが大きくなりますが、レンズが抑えれるので小さくできます。
値段だけとにかく安いのが欲しい。入門機にして下さい。でもね、写りは・・・。何も期待せずに買いましょう。
個人的な意見ですが、おすすめは、望遠を切りすてて、センサーが大きくて、F値が明るい、軽めのカメラです。
重いと持っていくの億劫になりません?
重さは大事です。そのあたりは、ソニーとキャノンが得意です。キャノン党ですが、ソニーのセンサーはすごいです。
レンズは、キャノンが上と思っていますが(笑)
きっと、段々と絞れてきましたよね。そうなんです、でかくて重いカメラはよく映りますが、高いです。
値段と写りのバランスを考えると、さっき言ったおすすめみたいなカメラになってしまいます。
おのずと機種が限られます。あとは、価格交渉だけです(笑)
最後に
カメラ選びは、好きなら楽しいですが、わからないと機能面ばかりに目がいって迷ってしまいますよね。
電気屋さんも商売ですから、利幅の大きい商品からすすめてきます。できることなら、即決せずに一旦家に帰って考えてみて下さい。
少しでも参考になれば幸いです。
子育てブログらしからぬ内容になってしまいましたが、たまにはいいでしょう(笑)
この場をかりて、色んなブログでコメントを書いていますが、皆さん優しくてコメントいつも返していただいてありがとうございます。
ブログの才能もないので、苦労して書いていますがみなさんのおかげで楽しく続けられています。本当にありがとうございます。
以上、電気屋さんは教えてくれないカメラ(レンズ含む)購入する時の選び方