『天気の子』見てきたので感想(レビュー)、考察(高校生たちよ是非見に行くべし)
映画館で見た客層
やはりというか当たり前かもしれないが、若い子(高校生前後~20代)が圧倒的に多かった。私は、小2の娘と観に行ったが、その年代は一人も見かけなかった。小さくても高学年ぐらいからであった。
特徴的だったのが、高校生男子が団体というかグループで来ている数が多かった。
感想と考察
感想というか、疑問に思うところがいっぱいありました。
①主人公帆高は、なぜ家出をしたのか。
②もう一人の主人公陽菜の母親の死。
③母親の死と、天気を願うことの関係。
④陽菜が弟と二人で暮らすことにこだわる理由。
⑤拾った拳銃をなぜ持ったままにしたのか。
⑥主人公が東京に固執する理由。
⑦拳銃でもめなければ、普通に会える関係になっていたような気がしなくもないが。
まだ1回しか観てないので、これから何度か観ていく事で理解が深まっていくことと思いますが、一番の疑問は、陽菜がそこまで晴れを願う動機付けがもう一つ分からなかった。
今書いた事以外にもいっぱい?????が発生する映画です。何度も観る楽しみがあります。そのあたりも作品の『うまさ』という所なのでしょう。
東京の街並みは、リアルというだけではなくてイメージに残るリアル。
街並みの映像を見るだけでもこの作品に価値はあるような気がします。さりげないシーンにすごい時間とお金がかかっているのが素人にもわかります。
私は、聖地巡礼はしたことがないのですが、この作品は聖地巡礼したい気分になっています。(でも、迷惑かけそうなのでやめときます。数年後落ち着いてから聖地巡礼しよかな)
音楽との融合性はすごいですよ。洋次郎は天才です。私に言われなくてもみなさんご存じでしょうが、天才です。(サントラダウンロードしちゃいました)
もののけ姫並みにマッチしています。(例えが古い) 映画館の音響で聞いて下さい。どっぷり音楽と映像で世界観にはまれます。
正直言うと『君の名は』を見たのが、去年の夏なのです。それから子供と二人でだいぶ周回遅れの『君の名は』ブームを迎えていました。そして、その流れで今回の映画。
劇中では、『君の名は』のものがチラホラと出てきます。これがなかなかに楽しかった。
細かいところが面白いんです。映っているものすべてに何らかのメッセージがあるんじゃないかと観てしまします。
なんだかある種サスペンスです。いや、サスペンス。
そして、童○男子達がみたら、彼女が欲しいという欲求と、ハードルがあがりまくりな気がします。
新海誠は、女子の描き方がうまいんですよ。男子のイメージを具現化したようなキャラクターを見事に表現してます。女子のキャラクターが魅力的だから生きることに未練が出るのですよ。だから『会う』に執着できるのです。その執着ことそが、作品の魅力になっているのではと私は思うのです。
天気の子聖地巡礼に行ってきた記事
『君の名は』や映画を、高音質なプロジェクターで見たら最高です。オシャレと機能が最高すぎる一品⇓
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最後に
少しばかり書きましたが、良いとか、面白いとかではなく『観て良かった』と思う映画でした。
映像、音楽、プロモーションどれとっても皆さんが良い仕事をしています。
私自身ひねている性格なので、ブームには乗っかるまいというスタンスなのですが、今回は素直に乗っかりました。正直、映画1本の話ですが、楽しいです。しばらく盛り上がって欲しいという思いでいます。
よかったら皆さん観てみて下さい。
ちなみに、小学2年生の娘は、3回泣いてました。(余談)
小学生でも読みやすい、ルビ付きの天気の子の本が出ました。
以上、『天気の子』見てきたので感想(レビュー)、考察でした。
もう一つ『天気の子』について書きました。