母親が高電位治療器なるものに騙されそうになった話
いきさつ
母親は、立ち仕事なこともあり足のむくみに悩んでいた。
そんなある日の事。
あるショッピングモール的なところで、健康器具の体験会が催されていた。
(全部とは言わないが、こういうのって大抵怪しい・・・)
良くも悪くも、私とは正反対な人の良い母親は『むくみ』という悩みをかかえて飛び込んだようである。
話を聞いてもらってか、休みで疲労がなかったせいか『むくみ』が改善したような気になった母は、
体験で効果があったと信じてしまったようだ。
私と母親は別居しているので、母と暮らす弟から相談があり今回の経緯が発覚したのだ。
効果を信じて疑わない機器は、『高圧電位治療器』という名称で、型番は伏せるが医療職の自分からすると色んな臭いがプンプンとするマシーンなのだ。
1万ぐらいなら可愛いものだが、その価格なんと
80万円
開いた口がふさがらない。
目玉が飛び出る。
耳を疑う。
眉唾。
どんな慣用句をはめようか悩む驚き。
お腹が空いたらスニッカーズとはわけが違う。
むくみで買ったら80万円。
いやダメでしょ。
狂気の沙汰価格。
エビデンスなんてくそくらえなそれっぽい説明。連邦のなんちゃらも真っ青になりそうな、白いメカフォルム。
スーパーコンピューター富岳もびっくりな数字の羅列。
これで何人の素人からお金を引っ張ったのか・・・
兎にも角にも母が買ってしまえば負けなので、阻止する作戦を実行することになりました。
続きはまた、書きたいと思います。
ちなみに
啓発としてNHKや消費者生活センター等からアナウンスが出ています。
www.city.minamishimabara.lg.jp
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20200318_2.pdf#page=58
つづく