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通塾無しでどこまでできるのか 中学受験 ブログ

塾なし中学受験に挑むのは無理か

塾なし中学受験に挑むのは無理か

我が家の現状

現在小5の我が家の子供。

通塾はなし。

唯一やっているのが通信教育のポピーのみ。

ただし、ポピーのハイレベル問題集は購入。

計算、漢字の基礎力をつけるのにドリルを少々。



楽しみながらは非常に大事
すみっコぐらし学習ドリル 小学5年の漢字

内容がリズム良くすすめれるのでお勧め
ドリルの王様 5年の計算



楽しみながら漢字ドリル、計算ができるドリルを選択することで単調になる内容でもモチベーション維持。

ガッツリ系の子達と比べるとかなり少ない気がします。



現在の立ち位置

中学受験をするしないに関わらず、現在の立ち位置を知ることは重要。

学習量が極端に足りていない状態は避けたいところ。

なので、『進研Sテスト』を定期的に受けるようにしています。

その進研Sテストでは、4教科の基礎的な学力と偏差値による立ち位置がわかります。

結果で一喜一憂するためではなく、あくまで指標として数字を見ています。

先日返ってきた結果は

総合偏差値65でした。

ざくっとですが、上位7%以内であることがわかりました。

別に結果が良かったとは思っていません。

ケアレスミスや、問題の読み間違いで落としている問題が数問ありましたので課題もあることがわかります。

本人も結果を見て泣いていました。

きっと、満点がとれているつもりだったのでしょう。

基本をしっかりとできていれば満点は難しくない内容なので、基礎は概ね出来ているという判断をするに至りました。

簡易な志望校判定もしてくれますので、書いた学校は一つはA判定、もう一つはB判定で合格水準に達しているという結果でした。

しかし、あくまで基礎問題だけでの目安なので『そうなのか』ぐらいのものです。



中学受験は、志望校ごとの対策も必要?

中学受験ですが、特に私立中学は志望校ごとの対策が非常に大切とどれを見ても書いてありますが、もう一つ共通して書いていることもあります。

それは、出題のコアな部分は大きくは変わらない。

要は、学校ごとの傾向はありますが、基本となる各学校の傾向へ派生する前の必ず理解しなければならない部分はどの学校にしても大差はありません。

私自身、過去に中学受験をした経験からも非常に同じ感想をもちました。

枝葉の対策は、しっかりと基礎ができてからで十分ではないかと思っています。

ただ本当に中学受験で失敗は許されないという気持ちでいるならば私の方法はかなり焦るのではないかと思います(笑)


中学受験を受ける時は

当たり前ですが、受験に妄信的に突っ走ると忘れてしまうことがあります。

中学受験受験をするのはいつなのか?

一般的には、小6の1月以降ですよね。

当たり前ですが、小5には受けません。

何言ってんだと言われそうですが・・・

通塾していると『クラス』なるものが存在します。

この『クラス』が大変なんですね。

学力に応じて『クラス分け』が行われます。

トップクラスならどこに受かる、その次ならここぐらいまでのような感じで分けられます。

その上位のクラスにこだわるあまり、早い仕上がりを子供に求めてしまいます。

塾のクラスの結果で合格が決まるわけでないのにも関わらずです。

結構無駄なエネルギーを使わされているような気がしてなりません。というより私自身無駄なエナルギーを使っていました。

私は、小学5年の冬休みに特例的に塾に入れてもらうことができた子でした。地元の塾では出来た方でしたが、その塾では一番下のクラスからのスタートでした。

冬休みの講習会で、鼻血を出しながら、高熱も出て、脳をオーバーヒートさせてほとんど寝ない2週間を送り、結果トップ下の2番目のクラスに這い上がりました。その時は本当に嬉しかったです。塾の先生も見たことがない偏差値の上がり方にテンションがあがりまくってました。それもそのはず偏差値20を2週間であげたのですから。

しかし、そんな勉強法は維持できません。その後は一進一退といった感じで苦労します。

何が言いたいかというと、クラス分けは塾の指標です。そのクラスのどれぐらいの順位ではどの学校に受かる子が多いかという確率を表しているだけです。その位置にいるから必ず受かるものではありません。

にも、かかわらず塾にいると視野が狭くなるのか『クラス』への執着が生まれてしまうのです。一種の宗教的な雰囲気すらあります。

そんな勉強が勉強と言えるのか、それが一番に頭に浮かびました。


それでも塾はすごい

それでも中学受験塾はすごい所です。

情報量が圧倒的に多い。大手塾の情報量は舌を巻くレベルです。

適度な距離感を保てるならば中学受験塾は、これほど心強いものはありません。

テクニックも豊富にバリエーションも多く教えてくれます。

さらには、教材も潤沢に用意してあり圧巻のボリュームです。

通信教育との差は月とスッポンぐらいにあると思っても良いでしょう。


悩むのは当然

私自身は、必要以上の競争にさらして、早い時期に仕上がることは望んでいません。

長期的に力のつく基礎を徹底的に固めて行く方が近道と考えています。

なので、小5の現時点での通塾は時期尚早なのかなと。

基礎が固まって、枝葉の部分で必要と思えば塾を使う時があるかもわかりません。

その時塾が受け入れてくれるかは分かりませんが。ただ、合格可能性が高い状態であれば塾も実績が欲しいので受け入れるでしょう。


まとめ

子供にどんな学びをさせたいか、どんな学びを欲しているのか話し合う事が何より大切かと思います。

結果が出ているわけではないので偉そうなことは言えませんが、『勉強』とは何なのかをそれぞれの家庭で考えることから始めて、どうしていきたいかを親なりのビジョンを持たないといけないような気がします。

以上、塾なし中学受験に挑むのは無理かでした。