小学生で習う歴史
小学校では、ジャンルでいうところの『日本史』を中心に勉強します。
イメージ的には、サラーっと古代から現代をなぞるようなイメージですね。
あくまで日本の歴史を学習。
小学校の授業の時間数は、限られているので深くやってると時間がなくなるので、起きた出来事をおっかけるのが中心になるのは致し方ない部分です。
学校の授業で歴史が好きになるのか
学校の先生も必死で教えてくれるとは思いますが、限られた時間数の学校の授業だけで歴史が好きになれるのか。
正直難しいのではないかと私自身思います。
起きた出来事をおっかけるだけで時間が足りなくなるのは、どう見ても明らか。
「なぜ」を掘り下げていかないと歴史の面白さや魅力は磨きにくいのではないでしょうか。
異人、渡来人、南蛮人・・・
歴史を勉強する小学生たちにとって疑問が出てきても、言葉だけでさらっと流してしまうのが突如現れる異人、渡来人、南蛮人たち。
もはや、ET波に突然。
宇宙人レベルに位置づけられている外国人達との関わり。その時の貿易のトレンド等などは、世界から見ないと深く理解なんて到底できません。
理解していないところに、急に現れるから宇宙人みたいな登場になってしまいます。
歴史の勉強を始める小学生こそ
そんな宇宙人たちとの関わりを深めてこそ、日本の歴史が深まるのは間違いないこと。
歴史の勉強をはじめる小学生には、世界史に触れる必要性は大いにあると思います。
小6の歴史が始まる前の学年、小4か小5までには是非一度、日本の歴史、世界の歴史に触れておくと理解がぐっと深まるのは言うまでもありません。
特におすすめ
色々と買ったり、見たりしましたが、特にというか絶対的なおすすめは、
『角川の歴史シリーズ』
各社出ていますが、角川が一番新しい学説の印象を受けました。
そして分かりやすい。
絵も現代よりで今の子供にもとっつきやすい。
できれば、セットがおすすめ。理由は、人物辞典や図鑑的なものがついているので知識の補足がしやすいから。
世界史も同様に
続けて見ることで一連の流れがつかみやすいのでセットが断然おすすめ
特に世界の歴史を見るときに意識づけて欲しいのは、『年号』
日本の時代とリンクさせることで世界で何が起こっていたのか、外から来る人は日本に何を求めていたのかがぐっとわかりやすくなります。
昔を知ることで今の時事にも強くなれるので早めに歴史に触れておくことは本当にお勧めです。
歴史の勉強だけで終わらせない
歴史と地形には密接な関係があります。
歴史の「なぜ」には、地理の知識が必須です。
地理の勉強も一緒にできてしまいます。
そして、地理と気候もこれまたセット。
文化面からは、国語の勉強にもつながりますし、距離などは算数の勉強にもつながります。
「なぜ」を入り口に科目横断的に子供に教える素晴らしい機会が生まれます。
科目にこだわらない
小学校の勉強は、大学入試へ向けての積み重ねの下地の時期です。
科目のつながりを理解するには、科目にこだわらず「なぜ」をきっかけに深めるのが一番だと考えています。
最近ではニュースを見るのが楽しいようで、世界のニュースに色んな疑問を持つようになりました。
ちょっとしたきっかけの大切さを感じる毎日です。
以上、小学生から世界史に触れることはどうなのかでした。