子供が2時間で自転車に乗れるようになる。コツと教え方。
子育ての一つの山、『子供が自転車に乗れるようになる』
私的にですが、子育ての一つの山が、子供を自転車に乗れるようにすることではないかと思っています。
私も、自転車がなかなか乗れなくて苦労したこともあり、きっと子供も苦手かなあなんてイメージを漠然と持っていました。
子供も、2年生になり自転車に乗れないというわけにもいかないだろうと思い、今回の10連休(10日も休んでない)の目標と定めてやってみることにしました。
自転車のコマを外そう
当たり前ですが、自転車のコマは外しておきましょう。
片輪づつ外す人もいますが、やはりコマがついているとそれに頼ってしまいます。
思い切って両輪を外すことをおすすめします。
小さすぎる自転車も練習しにくいので、適切なサイズの自転車で始めましょう。
適切なサイズの自転車について、ブリジストン公式HPにあるので参考にして下さい。
教え方のコツその1
最初は、ペダルをこがないようにしましょう。
なあにを言ってるんだと思われるかもしれませんが、自転車で大事な事を考えてみましょう。
1にバランス、2にばらんす、3にバランス、そう、とにもかくにもバランスが重要なんです。
ただ、このバランスという言葉、大人には通じますが、子供には『????????????』という代物なのです。
バランスは、体で感じるのが一番。
おすすめは、軽い坂で、ペダルをこがずに軽く足を浮かせてこけないようにだけして滑ります。
これをひたすらします。この練習が一番大事な練習です。
一番時間をかけてもらってもいい練習かもしれません。2時間の内、1時間はこの練習に費やしました。
教え方のコツその2
バランスは、まだ完璧ではないかもしれませんが、飽きもくると思うので、子供の様子を見ながら次の練習をします。
次は、親が背中(脇の下に手をいれて)から支えて、ペダルをこいですすませます。
この時、非常に重要なのが、押してはいけません!!
押すと子供の感覚以上のスピードが出て自分で進んでいる実感に乏しくなります。
あくまで、支えるというのがポイントです。すこしづつ支える手を浮かしていきます。
※親はしんどいですが、ふんばりどころです。
ペダルを『こぐ、こぐ、こぐ、こぐ』とこいで進む事を教えましょう。
スピードが出ないと自転車はバランスをとりにくいので、こいで進むことでバランスがとれるという感覚を養っていきます。
教え方のコツその3
ここまできたら、あと一息!!
自転車の最難関、こぎ出しです。
こぎ出しは、最も自転車において難しい部分。
なぜか自転車に乗る練習となると、こぎ出しから始めてしまう人が多いのではないでしょうか。
こぎ出しは、『踏み込む力』、『バランス』、『続けてペダルこぐ』という一連の動作が必要な難しい動作なのです。
できれば最後にこぎ出しの練習をされることをおすすめします。というか最後にしましょう。
こぎ出しの感覚をつけるために、最初は軽くもってあげるのも良いと思います。
最後に
我が子が、自分の力で自転車をこぎだして進むシーンは、親として一つ大きなものを達成した感覚を得られるでしょう。
子供の成長を大きく感じる場面でもあります。
正直、感動します。恥ずかしいので大きい声では言えませんが感動します。
かかる時間はそれぞれと思いますが、頑張って練習しましょう。
一つ、最も大事な事があります。
『あまり細かく言わない!!』
子供自身も、うまくいかない事でいら立っていると思います。
親としては良かれと思って色々と言ってしまいそうになりますが、黙って見守ってあげましょう。
自転車は、感覚を脳がつかめば乗れます。
難しい言葉よりも、一緒に楽しんで練習してあげて下さい。
以上、子供が2時間で自転車に乗れるようになる。コツと教え方。でした。