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夏休みの予定を作る 4つのポイント

夏休み

我が家の小学生の夏休みは、4週間と少し。

意外に短いなというのが率直な感想。

30日なんてのは、あっという間に終わってしまう。

できるだけ無駄に過ごさないように計画を立ててみようと考えました。



計画の立て方の4つのポイント

夏休みの計画を立てるにあたって私的に非常に大事な4つのポイントをあげたいと思います。

①達成したい目標を設定する

②勉強を始める時間は固定

③最低限の内容を決める

④ゆるめに決める



①達成したい目標を設定する

達成したい目標の設定ですが、これは出来れば1~2個ぐらいにしておきましょう。目標を増やしすぎると1日あたりの作業量が増えてしまいます。

絶対に達成したい目標は何なのかをじっくりと考えて設定しましょう。

親としては、折角の夏休みを無駄にしたくないという気持ちが強くなりますが、夏休みといえど日々の延長ですので何かブーストがかかるわけではありません。

目標設定の他に達成が出来そうなら後から追加ぐらいの気持ちでいましょう。


②勉強を始める時間は固定

意外にやりそうでやっていない事。

それは、勉強時間を何時間するかよりも非常に大事なこと。

勉強を始める時間の固定は、家庭学習を継続して習慣化するために必要な設定です。

子供自身の自立の促しにも繋がりますので是非やっておきたい時間設定です。

1時間しようと始めるよりも5分でもいいから同じ時間で始める事が重要です。

やり始めると時間はあっという間に過ぎます。

机に座る時間の習慣化が、全ての計画の基本になってきます。


③最低限の内容を決める

①で設定した達成したい目標を日々に落とし込んだ内容が、1日の最低限の内容として考えます。そして、プラスしてできることを無理の無い範囲で設定します。

ここの分量が多いと、子供は壁が高く感じてしまいますので、できるだけ少なく壁を低くみえるようにしましょう。

絶対に達成できる範囲での設定が何より重要です。


④ゆるめに決める

③最低限の内容を決めるにも通じますが、ゆるめに考えて下さい。

大切なのは達成感です。

壁を乗り越えた自信が、次の意欲に繋がります。

1日のリストは、最低限の内容を記載します。

そして、完了したものに子供自身がチェックをするようにしましょう。

子供自身がチェックすることが大事。

チェックの瞬間に達成感がうまれます。

その際に、かかった時間を書きましょう。

そうすることで、あとからどのぐらいの時間勉強をしたか可視化することができます。

可視化することで、やる気にもつながります。

最低限よりも何でもいいのでプラスできた部分は、是非書いていって下さい。

そして、それが書けたときはめちゃくちゃ、とにかくめちゃくちゃに褒めてあげて下さい。

子供は、親にほめてもらうのが何よりもご褒美です。自己肯定感を高めてあげることで自信にもつながります。

本当に、褒めてあげて下さい。

なので、褒めるためにもゆるく設定しておくことが大切です。


達成できることが何より大切

目標設定を達成できることが大切です。

目標通りにできない計画は楽しくもないですし、意味のないものとして子供が認識してしまいます。

達成できるからこそ意味のある計画ですので、次に計画を立てる時にも意欲がわきます。

計画は、必ず実行できる範囲で始める事を強く勧めます。

子供と話し合いながら作成して下さい。

子供自身で設定をした感じにしないと、子供は押しつけられた計画になりますのでモチベーションが保てません。

子供が考えたことに意味があります。



次回は、計画の修正について書けたらと思います。


以上、夏休みの予定を作る 4つのポイントでした。