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通塾無しでどこまでできるのか 中学受験 ブログ

塾に通うって実はハードルが高い

塾に通う難しさ

我が子も小5になり中学受験を意識するようになってきました。

中学受験といえば、『進学塾』

実は、私も中学受験を経験しています。

6年生直前から始めた最後発組の一人でした。

あの1年は大人になった今でも忘れません。

それぐらいに濃い人生のイベントの一つが中学受験なんです。

当時は、治安も良かったのか親が気にしていなかったのか、一人でバスにのって町中の中学受験用の

塾に通っていました。

週3~4日ぐらい、時間も遅い日は22時を回っていました。

いつも最終バスを気にしていたのを覚えています。

時に寝過ごして終点まで行き1時間かけて折り返したことも。

塾のハードルの一つに、塾の内容以前に『通う』というハードルがあります。

本当にハードルです。

往復の時間、手段、交通費。

よしんば交通費は目をつむったとして、時間と手段です。

中学受験用の塾は、講師の質の担保、生徒を集めて効率よく教える経営面から、大抵町中に設置されています。

なので、そこに通うのは容易ならざる物があります。

バス、電車、自家用車何にせよ歩いて行ける距離には多くの人はないでしょう。

恐らく往復だけで1時間~2時間ぐらいの時間は奪われると考える必要があります。

さらに、それに加えて塾によってはお弁当が発生します。

私は当時お気に入りのパン屋で、チョコマフィンを買って食べていました。

晩ご飯それ1個。自分が親なら考えられませんが・・・

お弁当を作る時間っていつよという感じですよね。

今の時代、共働きが主流になってきています。フルタイム共働きには完全に無理です。

塾にお金がかかり、入学してからもお金がかかるのにパートだけでは正直苦しすぎます。


習い事とのバランス

中学受験講座になると一般的には週4ぐらいの通塾を必要とされます。

習い事に行っていると絶対にバッティングしてきます。

正直、両方するんだといきごんでいても最終的には無理になることがほとんど。

まんべんなく詰め込もうと思うと、塾の言っていることは理解できます。

というより自分の経験ですらそれも理解できます。

輝かしい未来のために我慢も必要と言われてしまえばそれまでですが。


物理的なハードル

結局、通塾の一番大きなハードルは、費用どうのこうのよりも物理的な時間のハードルにあるのでは

ないでしょうか。

講師が教える時間に来てもらうというシステムでやる以上どうしようもありません。

子供からの視点から考えても負担が大きいのが事実です。


通塾の最大のメリット

私は、経験からもいえるのが通塾の最大のメリットは、同級生がいることではないかと思っています。

講師が教えるのが上手いとか、情報が多いとか千差万別に塾そのものの良さはありますが、

切磋琢磨するライバルが目に見えて存在しているというのはモチベーションを保つ上で大きいのは事実です。

正直な話、いくら講師が教えるのが上手かろうが、情報が多かろうが、最終的には自学で気付いて解けていくように

しなければなりません。

塾で問題と向き合う時間よりも家で一人で向き合う時間が多いのが受験勉強です。

結局は、いくら塾に行っていても家で課題をする時間が圧倒的に多いということに親も気付かなければなりません。

クラス分けという目に見える境目という現実を受け入れながら強くなるのも通塾です。


時代が受験を変える

そんな通塾のメリット、デメリットがありますが時代が塾を変えつつあります。

オンライン塾の台頭です。

先にも述べたハードルの数々を解決してくれるのがオンライン塾。

スタサプは本当にすごい。中学受験にも対応。



物理的移動時間が無くなるだけで大きく環境が変わります。

時間的制約が無くなる最大のメリットは、良い講師の授業をいつでも見ることができる点。

塾も物理的なハコが不要になるので、コスト削減のメリットもあり通塾よりも安価になります。

通塾時間、時間帯、曜日から解放されるだけで、無駄がない勉強環境が手に入ります。

その無駄な時間で子供が好きな時間に割り振ることもできます。

2年~3年勉強を主な時間とする中学受験で少しでも好きな事ができる時間があるだけで子供のストレスは大きく変わります。

ストレスを減らしてやることでモチベーションの維持、勉強の時間の質が向上することは間違いありません。

塾に行っていることで、親も安心していませんか。

講師が勉強の様子をみているから安心だなんて思っていませんか。

そこに何人子供がいますか?多い講座だと60人超えることもザラにあります。

塾の最大の目的は、上位層を確実に上位校に合格させることにあります。

それ以外は、正直きめ細かく見る余裕はないでしょう。

親もどういった受験スタイルにしたいのか一からじっくりと考える必要があります。

入れただけで安心が一番幻です。


以上、塾に通うって実はハードルが高いでした。