中学受験 塾なし家庭学習
夏休み塾なし家庭学習
夏休みも終盤に入ってきました。
中学受験といえば夏期講習と特別講座が山盛りになっているころではないでしょうか。
お盆に少し間が空いて、その前後はカリキュラムがいっぱいでしょう。
夏休みは、復習のチャンスタイムであり、ラストタイムでもあります。
そして、夏休み最後の頃、終わってすぐに関西であれば五木模試、関東であれば合判模試が待っています。
否応なく現実を突きつけられる時間が刻々と迫ってきます。
我が家は、塾に行っていませんので夏期講習の記事を見ると正直焦る気持ちもあります。
私の頃の夏期講習は、寝ると落ちると言われて終わらない宿題を延々と徹夜近くでやり、朦朧とした頭で授業を受けていたように思います。
今思うとかなり能率が悪い夏期講習でした。
最近は、塾もパフォーマンスを考え寝なさいとなってきているようなので昔のようなことは無いでしょう。
一般的には、夏休みの目標時間が400時間と言われています。
恐らく1日10時間×40日=400時間という計算かと思います。
ただ実際に、10時間やろうと思うとかなり気力、体力がいりますね。
夏休み前の休日に4時間ぐらいしか勉強しなかった子が、夏休みに入った途端10時間できるようになるかと言われると難しいのではないかと思います。
勉強にも、勉強の体力というものがあります。
夏休み前から、正直春休みぐらいから休日1日の勉強時間を徐々に延ばしていくようにしていかないと夏休みの長時間勉強の体力を付けることはできないのではないかと考えています。
そういう意味でも夏休みを無駄にしないために、春休みから夏を視野にいれた行動が必要でしょう。
塾があろうが無かろうが、やるべき勉強に変わりはありません。やれるようになるプロセス、効率をどう考えるかだけです。
シンプルに考えると試験問題を当日解ければいいだけですから。
夏休みを小分けに考える
夏のトータル勉強時間400時間は、必要な時間と考えていますが、なかなかの時間。
いきなり子供に夏休み400時間はやるべし!!と言ってもついてこないのは火を見るより明らかです。
ですので、小分け戦法ですすめています。
40日でやるというのは、理想ですが達成できない目標ほどしんどいものはありません。
なので、7、8月の62日を使って400時間の目標に変更しました。
実際には、学校もあり、習い事、学校見学等々で62日フルに使えないので40日に+10日ぐらいになります。
まずは、2ヶ月分の勉強時間を記入できるカレンダーを作成。
100時間ごとの到達目安日を書きます。
100時間ごとにすることで、ペースを確認することができます。
理想ではなく、現実的に達成できる日付で書きます。
学習内容の記録は、別につけますが、このカレンダーはあくまでパッと見で勉強時間を把握できるようにしています。
なので、A3用紙2枚を使用。
子供自身に記録を付けさせることで達成感や、反省など夏休みの時間の使い方を意識させるようにしています。
そんなこんなで、300時間を達成しているので、夏休み最後の追い込みで残り100時間達成してくれるものと思っています。
塾が無く焦る気持ちは、手を動かすしかありません。
この夏休みで、本当の意味での受験生になってくれることを祈りつつ記事をしめさせていただきます。
読んでくださった皆様ありがとうございます。
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これからもよろしくお願いいたします。