中学受験問題を解くうえでの基礎固めの重要性
中学受験の問題を解く近道
当たり前ですが、特殊算やら、図形やら
中学受験の算数はジャンルを分けるとかなり膨大な数があります。
しかし、どのジャンルにも共通していえることがあるのです。
それは、基礎問題の『性質』を理解しきっていること。
塾に行くと、『公式』という武器を持たされます。
それ自体は、手っ取り早く点を取れる道具になるので強いです。
『公式』だけでとれるほど本番の入試は甘くありません。
その時に必要な力は、基礎問題の『性質』を理解しているかなんです。
図形一つとっても、二等辺三角形とは、正三角形とはをしっかりと理解していないと補助線を引けません。
引いてもなんの図形が浮かび上がっているのかが思いつきません。
補助線のあたりをつけるのも、しっかりとした基礎の『性質』の理解があってこそなのです。
なので中学受験用の問題を解くというのは、学校で習うことではなく、本質的な『性質』の理解ができてからでないと効果は薄いと考えています。
周りの子供たちは、『公式』を使いこなしてどんどんと進んでいくので親としては焦りますが、大事なことは入試当日に入試問題が解けることなのです。
模試でいくら点数が良くても、入試当日の入試問題が解けなければ何の意味もありません。
積み重ねる
文章題、図形にしても基礎の混合型で問題は構成されています。
一つ一つ確実にしていくことで、入試問題を解く力がつきます。
食塩水も、仕事算も、相似も分解していくと本質的な部分では繋がってくるのです。
試験当日に一番必要な力は『粘り』
あきらめずに1問でも解く。
そのためには、基礎の『性質』の理解が必要なのです。
まとめ
おすすめは、基礎がわからない時は思い切って前の学年まで戻る。
時間はかかりますが、戻って進んで、戻って進んでが確実に定着がみられます。
学校のテストで、きれいに(文字のきれいさではない)、迷いがない解答で100点がとれていたら理解している一つの目安としてもいいかと思います。
以上