公文式で先生から見た伸びる子、伸びない子
昔、公文式で先生をしている時に様々な子供たちを見ました。
そのなかで共通することがあったのでそれを書いていきたいと思います。
公文は合わない、合わなかったと諦めていませんか。
公文で成績が伸びる方法についても書いていきます。
公文式とは
>>できるだけ人生の早い時期に、「自学自習で高校教材」を学習する力を身につけることが、子どもたちにとって、「最も役に立つ」と考えています。
早い時期から自分で学び、「高い学力」と「自分で学ぶ力(自学自習力)」をつけていくという公文式学習法は、子どもたちが将来社会に出て困難な問題に直面した際にも、人に頼ることなく自分で解決方法を考え、夢や目標を実現できる力になります。<<公式HPより引用
実際のすすめかた
入塾した時にテストを行い、その子の理解度を見ます。
理解している所の前ぐらいのプリントから始めます。
子供は、できるところなのでスラスラと問いていきます。
できところをやるので、子供は楽しいという感覚になり、そのままお試しから
入塾の流れになります。
大抵の家庭は、算数のみで入塾します。
先生と話をしているうちに、国語、しばらくして英語をはじめる子が多いです。
通いだしてから
通いだしてから注意点がいくつかあります。
これから書く点には重々注意して下さい。やめていく子達の大抵はこのポイントにはまります。
他の子とは競争するな
高確率で、同級生、友達が来ています。
進み具合で、無意識に親子ともにはりあってしまいます。でも、無理しなくて大丈夫。
ゆっくりやっても、最後は、同じぐらいにおさまります。
競争して無理したら、潰れるのは自分たちです。これは絶対に気をつけて下さい。
ハイペースに枚数をしない
公文式の冒頭に言った、できるところから始めるというのが裏目にでる時があります。
ついつい出来るのが楽しくてハイペースでやってしまいます。
出来る間は良いのですが、つまづきだすと時間がとてもかかるようになります。
その時に、枚数を減らすというのが負けな感じがして減らすことができない子がほとんどです。先生もそれを分かっているので減らすことをすすめてきますが、負けたくないという心理からペースを落とすことが出来ません。そして、宿題が苦痛になりドロップアウトしていきます。
マイペースで無理をしない
上でも述べましたが、マイペースで無理のないペースを維持しましょう。一日で20分~30分で出来る範囲が良いと思います。苦痛にならないことが一番。それが、1枚とか2枚とかになってもいいんです。これだけと周りに言われてもいいんです。続けることが最後には一番の強みになります。そして最終的にみんなよりもできるようになります。
伸びる子、伸びない子
伸びる子
安定して伸びる子は、間違いなく親が程よく関与しています。
ずっと勉強をみているとか、働いていないとかではありません。
子供のすすみかた、苦手な部分を把握することが大事です。
細かく口を出さない。
親の関わり方が、伸びる子に見られた特徴です。
伸びない子
本人に罪はありません。子供自身は、やる気にあふれて、覚えが速い子が陥りやすいのが、上の注意点が出来なかった場合です。
そこで大事になるのは親のブレーキ。
ブレーキができずに嫌になるパターンがほとんどです。厳密に言うと伸びないというよりも続けれなかったという表現になると思います。
親が、子供任せにしている場合、無関心というよりも把握のしかたが分かっていない場合に悪循環になりやすい印象でした。
最後に
公文式は、上手に無理なくすすめていけばかなり良い塾です。間違いなく計算を数こなすというのは今後の受験、生活において役に立っていきます。無駄になることはないです。
中学受験を考えている方がいたら間違いなくおすすめします。
計算問題での点数の取りこぼしがなくなりますから。
マイペースで続ける
最後まで読んでいただきありがとうございました。
家庭でできる公文教材もおすすめです。計算は、やった数が力になります。
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