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小学生の漢字テスト簡単に満点を取る方法

小学生の漢字テスト簡単に満点を取る方法

小学生で習う漢字

小学校1年~6年生までに習う漢字は『1006』字

なんと『1006』も習うんですね。

子供は大変ですよ。特に3年、4年は200字づつ覚えないといけません。

学校への登校日数は196日。

つまり、登校日からいくと1日1字以上のペースで覚える必要があるのです。

そりゃね、脱落していく子が出てくるわけですよ。

それでも親としてはなんとか漢字ぐらいはという気持ちで子供に発破をかけるのですが

見事に逆効果。

子供は、親の焦る気持ちをよそにやる気を出しません。



漢字の学習で、漢字を学習しない

なんと矛盾に富んだタイトルでしょう(笑)

漢字を覚えさせる時に、漢字をひたすら書いていませんか?

千本ノックよろしくが如く、写経のようにただひたすらと漢字を書き続ける。

手が勝手に覚えるまで書くんだみたいな練習の日々。




やめましょう


親子ともに、そんな過酷な書き込みした練習をしたのに返ってきたテストの答案にがっくし。

痛む腕、涙であふれる顔、不毛な親子喧嘩・・・


やめましょう


漢字って何だよ、そんな毎日になってしまいますね



漢字って便利


そもそも漢字って、短い文字数で相手に意味をわかりやすく伝えるツールなんですよね。

決して、写経の記号では無いということを・・・

繰り返しますが、漢字って便利なツールなんですよね。

そこを、お子さんにわかっていただくだけで漢字学習の8割は達成したんじゃないかと思います。

案外と忘れるというか、本来の目的じゃ無くて覚えさせられているという意識が漢字嫌いに

させてしまうので、一番気にして欲しいポイントです。

漢字の学習ポイント

漢字は、『覚える』ではなく、『使える』にすることが何よりポイント。

『使える』から覚えるなのです。

使わないものは、脳には定着しません。

いくら宮崎駿が好きでも、作中の変な文字覚えてないでしょ。

バルス』って言葉は覚えても、文字は覚えられないですよね。

バルス』も使うかと言われるとあれですけど・・・

バルスの話にそれてしまいそうなので本題に戻します。

漢字は、使わないと意味がありません。使うと言うことは、意味がわからないと使えません。

つまり、漢字を覚える時に一番時間を使うべきなのは『漢字本来の意味』を理解することなのです。

漢字1字で持っている意味を丁寧に教えてあげて下さい。

学校は、そんな時間ありませんので、学校では無理です。

学校の先生を責めるのはお門違いです。

「できれば」では無く、炎上覚悟で言うと「やらないと脱落する」と思っても過言ではないかもしれません。


漢字の意味を理解するには

漢字の意味を理解するには、『熟語』を学習するのが一番手っ取り早い方法です。

そして、熟語の意味から、漢字の意味への理解へとつなげていきましょう。

言葉を知らないと、言葉は使えません。

ある意味英語と一緒です。

意味を知らない漢字は、漢字ではなく線で書かれた絵と変わりません。

漢字を覚えたのにテストが取れないという時は、意味がわかっていない、熟語がわかっていないの

パターンがほとんどです。

繰り返しますが、漢字は便利なツール。

熟語がわかれば子供の世界が広がります。

児童書だけの世界から色んな世界のものに触れることができます。情報を子供自身が取りに行くことができるのです。

『学校で覚えさせられる』ではなく、『知る世界への切符がもらえた』ということを是非おこさんに伝えてあげてください。


具体的にどうやって学習するのか

やはりおすすめは、ドリルで意味を理解しながらたくさんの言葉に触れること。

触れない言葉は覚えられません。『I have a pen.』も触れないとわからないのと同じです。

こんな漢字の楽しみながらのものから始めてもいいと思います。
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やはりなんと言ってもこれ

手っ取り早く漢字力が上がります。

受験しなくても、後から絶対覚える必要が出てくるので、受験の有無にかかわらずおすすめです。


低学年のうちは、我が家でもうんこドリルをやったりしていました

大事なのは

どの問題集をやるかも大切ですが、一番大事なのは、どの言葉で間違えたか。

間違えた、わからないに決して怒ってはいけません。

怒っても解決しないし、やる気なくすで百害あって一利なし。

その言葉を教えられるチャンスなんです。

漢字の習得は、文章を読むスピードにも関わってきます。

国語は、文章を読めないと始まりません。

そして、全ての強化は国語、つまり読解力を必要とされます。

つまり、漢字でつまづくと他の科目の学習にも影響が出るということを親は強く、強く認識しておく必要があります。

漢字ぐらいは大変危険です。

漢字の学習は、全教科の学習なのです。

わかりやすいのは、4年生社会の都道府県は、もろに漢字学習とリンクします。

理科、歴史、算数・・・漢字をおろそかにすると・・・

くどいようですが、漢字は言葉の意味がわかれば、最悪前後の文章から推測していくこともできます。


最後に

漢字は、国語、そして全教科へと繋がっていきます。

漢字の学習は、全ての学習の基礎部分です。

丁寧に意味を理解することが、漢字の最短の学習方法です。暗記ではありません。

学習の結果として、記憶しているものにしないと漢字の学習とはなりません。

写経のような、千本ノックよろしくな覚え方は、私はおすすめしません。

お子さんには、世界を広げる『切符』として漢字に触れさせてあげて下さい。

以上、小学生の漢字テスト簡単に満点を取る方法でした。

過去にこんな記事も書いています
raisechild.hatenablog.com