第一種衛生管理者
常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。
第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。
合格率
2020年は、43.8%という数字が出ていますが、私の受けた試験は36%ぐらいの合格率でした。
年々試験が難化傾向にあり、合格率が下がってきているように思います。
試験の感触
過去問(公表問題)は、ほとんどそのまま出ません。問題が、年々ひっかけにきているような感じがしました。
付け焼き刃は落とすという試験側の強い意志のようなものがありました。
私の受けた試験は、ほぼ初見殺しな問題で出題者が覚えて欲しいポイントをおさえていないと無理だなという内容。
私の勉強時間
正直、2週間で一日平均30分ぐらい。
別の試験もかかえているので、勉強時間が取れません。
大事なのは、時間でなく集中です。
長い時間集中して学習は難しいので、短時間勝負です。
いかにポイントだけを無駄なく理解するか。
本当にそれだけです。
短期で一発合格は可能か
ポイントを外さずに学習できれば短期一発合格は十分に可能です。
逆にまんべんなく学習すると、この試験いくら時間あっても学習終わりません。
大事なのは、過去問を解くのではなく『理解』することです。
過去問の設問意図を『理解』できれば、実は難しくありません。
聞き慣れない言葉もすっと落ちてくると思います。
一発合格の裏技
先程も述べましたが、『理解』ができればいいのです。
試験に出てくるポイントは限られていることに気付いてしまいました。
そのポイントに気付けたら勉強時間はそんなにかかりません。
無理に覚えようとするのはお勧めしません。
人間、自分にとって理解できていないものは言葉をいくら覚えようとしても記憶から抜け落ちていきます。
私も最初はゴロで無理矢理覚えようかとしましたが、数日たつと忘れていました。
人間の記憶なんてそんなものです。
大事なのは、テーマごとの意図を『理解』する。
合格だけなら、ノート数ページにまとめきれるぐらいの量がポイントになっています。
実際に使ったテキスト
'21~'22年版 ユーキャンの第1種衛生管理者 重要過去問&予想模試【公表問題(1回分)+予想模試(1回分)つき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
本当におすすめ。過去問で合った間違えたは気にしないというかどうでもいいです。
大事なのは、過去問の解説を読み込むこと。そして理解すること。
それだけでいいんです。それ以外は逆にいりません。
私は、この本だけで合格までいきました。
この問題集をおすすめする理由のもう一つに、『予想問題集』。
以外に、予想問題集ってついてないんですよね。
この、予想問題集は試験2~3日前にすることをおすすめします。
試験前に理解ができているかをチェックするのと本番に近い気持ちでやることができます。
長いテキスト買って読みますか?読む時間ありますか?
正直、私はそんな時間がなかったので問題集一つでのりきりました。
最初は、すごいちんぷんかんぷんで、自信をなくすと思いますが分からないのが当然という気持ちですすめていって下さい。
答えが分からないときは、考え込まずにすぐに答えを見て下さい。
悩むのは時間の無駄です。
解らない問題 ⇒ 答え ⇒ 解答 ⇒ 問題のサイクルをひたすら繰り返しましょう。
そうすることで段々と出題の意図と出題者の理解しておいて欲しいポイントがつかめてきます。
一回で暗記しようとすのだけはやめましょう。時間がないからこそ、どんどん流していって下さい。
繰り返しいいますが、暗記は無理です。こんな聞き慣れない言葉の連続の試験を暗記なんてできません。
問題を解いて、解答を読む。
シンプルイズベストでかつ、合格だけを主眼においた勉強です。
深い知識はいりません。『解答の解説』を理解できれば合格できます。
最後に
一発合格は、20%ぐらいと言われていますが逆に20%一発合格できます。
数をひたすらこなして下さい。そして、解説を読んで下さい。
以上、第一種衛生管理者 一発合格できました。短期一発合格の裏技でした。